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2009.07.16 十兵衛と羊
十兵衛を迎え入れたとき、ちょっとした自分なりの夢があった。

いつか、ジュウに大平原で羊を追わせたい。
それはイギリスでもオーストラリアでも、いや北海道でもいいのだが。
シープドッグの遺伝子を持つボーダーのジュウが思う存分、羊を追い
回す姿を想像してわくわくしたものだ。

だから6ヶ月のとき、初めて服部牧場で羊を追わせたときも、その夢
に一歩近づいた気がしたものだ。
ジュウは期待に応えてくれ、最初から羊に興味を持ってくれ、追い回し
てくれた。

sheep1_20090715232702.jpg

幼くてまだディスクもアジもやらせることができなかったが、体に負担のない
シープはジュウにとって格好の「ドッグスポーツ」となった。
ジュウは興奮しすぎることもなく、常に私のいうことを聞いてくれ、時計回り
(comebye)も反対回り(away)もすぐ覚えてくれた。
こいつはひょっとして才能があるのでは? なんといってもまだ6ヶ月だし、
と思ったのはいうまでもない(笑)
それから毎週のように牧場通いが始まった。他のドッグスポーツがまだ解禁
にならないということもあって、それから半年ちょっとの間に30回も牧場通い
をした。これは記録かもしれない(笑)

sheep4.jpg

そうやって練習しながら、私の夢は広がっていった。

自分は仕事がらいろいろな国を訪れることが多い。モンゴルで馬に乗って
現地の民と羊を追ったこともあるし、パタゴニアの大地やオーストラリアの
大平原で羊を追うのもよく見かけた。ジュウに羊追いを教えられれば、後は
飛行機に乗せるだけだ。決してかなわぬ夢ではない。

しかし、練習を続けていくうちに、ジュウにどうしようもない弱点があるのに
気づいた。

気持ちが弱いのだ。

十兵衛はとても優しい犬だ。小さい犬が相手だと、ケンカを仕掛けられてもじっと
ガマンできるし、尻尾を噛まれてもコマンドひとつでじっと耐えることができるほどだ。
その反面、荒々しい羊が向かってくると、びびって萎縮してしまうときがある。

あるときなど、見かねた私がジュウの首根っこをつかまえて、羊と対決させたら、
ほんとうにいやがって、ひきずるようになってしまったことがある。そして、あろうことか、
羊におっかけられて逃げてしまった。

本場の羊飼いにいわせると、「言うことを聞かない犬はまだいい、でも弱い犬はどうしよ
うもない」そうだ。
服部のように馴らされた羊を相手にトライアルくらいならできるようになるだろうが、
本場の荒々しい羊をまとめるなんて永遠にできないだろう。
羊に追われて逃げるジュウの姿を見ながら、私は、夢が夢で終わったことを悟った。


sheep2_20090715232703.jpg

ジュウに羊を追わせるのをやめたのが 1歳2ヶ月のとき。あれから1年ちょっとの月日が
流れた。2歳になり、すっかり成犬となった十兵衛。一度はあきらめた夢だが、もう一度追
わせてみたいと思わないこともない。今ならひょっとして別犬のように猛々しく羊と対決して、
蹴散らしてくれるかもしれない。


goji2shot.jpg


まあ、ありえないけどね(爆)










そうそう、知らない人も多いけど、羊ってとってもコワイのよ(笑)















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