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今日はちょっと真面目な本業の話です。

2か月あまりの被災地の取材では空撮を2度敢行しました。1度目は雑誌の協力を得て、2度目は独力で。お金のかかる空撮はフリーの立場だとなかなか難しいのですが、どんなことをしても撮っておく必要があると感じたからです。写真は空から見た女川町


この女川町の写真を見れば、町が広範囲にそれも跡形もなく消えているのがわかります。そして高台にある施設が全くの無傷だということも。ちなみにこの不自然なほど立派な陸上競技場は、原発の交付金で建てたものです



女川空撮

空撮は、北は岩手の宮古から、南は福島原発、いわき市まで及ぶ、広範な地域で行いました。なぜそこまでやったかというと、今回の写真集は、これから10年は続くであろう、復興に向かう人間の壮大な物語の、第一幕だと捉えているからです。

The Days Afterは、5年後のThe Years After、10年後のThe Decade After に連なる「大いなる人間の物語の第一章」なのです。そのことに気付いてもらえれば、10年単位で製作を続けてきた私がなぜ、3か月という短い期間で本を造ったか、わかります


被災地の取材はこれからも続きますし、先ほど述べたように5年後、10年後も続編を製作します。ですからこの写真集を手に取った方は、永久保存版としてお手元に置いて欲しい。続編と比較してその変化を比べて欲しい。3巻揃って初めて完結する。そういう本なのです。


ちなみに私の写真集には、津波の瞬間も、ご遺体の写真もありません。そういう写真は新聞社発行の写真集をお求めください。まるで異空間のようなになった東北の光景と、それと対峙している人々、そこに流れる不思議な空気。爪痕は時としてその瞬間より多くのことを語ることがあるのです.

The-Days-After-表紙



すでに新聞社発行の震災写真集を買われた方にも2冊目としてお薦めします。事件、事故は一瞬ですが、重要なのは、実はその後、だからです。 なお、当然ですが、印税の一部は被災地の義援金として寄付することになっています。

The Days After-東日本大震災の記憶 今日発売です。
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